【決定版】花粉症の肌荒れの原因と正しい処置を徹底解説

肌荒れケアで花粉症がひどくなることも?

春先になると、花粉症の肌荒れに苦しむ人が多いですね。

花粉症の時期だけ、肌荒れになってしまう人も多いのではないでしょうか?特に目の周りがヒリヒリしたり、花の付け根や鼻の穴の衝立が切れて痛い思いをしたり。

ただでさえ花粉症で苦しいのに、肌荒れで痛いやらヒリヒリするやらで、二重苦三重苦を味わっている方も多いのではないでしょうか。

 そこであなたは薬局の人に勧められるがままに、クリームを塗ったり、軟膏を塗ったりしていませんか?

実はそれが、逆に肌荒れを悪化させていたり、花粉症を誘発していたりすることもあるのです。

花粉症による肌荒れは、通常の肌荒れとはちょっと違います。花粉の時期の肌荒れは、その性質をよく理解した上で、正しい処置をしましょう。

ここでは、花粉症による肌荒れの原因、花粉症の時期特有の肌荒れのケアの仕方、予防の仕方を徹底解説します。

花粉症による肌荒れの正しい処置とは?間違いだらけの 1

なぜ混乱する?花粉症の肌荒れスキンケアの診断と対処

花粉症による肌荒れに苦しむ人が多いのに、それに対して正しいアプローチで対処できているひとが少ないのが現状です。

その原因は、花粉症は耳鼻科に行くものの、肌荒れの専門は皮膚科となります。よって、耳鼻科の先生が、的はずれな処置をしてしまうのです。また、多くの人は、花粉症による肌荒れは、花粉症アレルギーの症状の一つだと考えるのですが、実は、花粉症アレルギーと肌荒れは多くの場合、あまり直接的な関係はありません。

耳鼻科で渡される内服薬は、あくまでも花粉症の症状を抑えるものであって、肌荒れにはなんの関係もありません。しかし、花粉症による肌荒れを抑えるには、確かに花粉症の症状を抑えることは有効なのです。

花粉症による肌荒れの正しい処置 1

花粉によるアレルギーというよりも創傷

 花粉が皮膚に付着することで、肌荒れになる、だとか、花粉症のアレルギーによって肌が荒れてしまうと思っている方が非常に多いのですが、実は花粉アレルギー自体は、花粉症の時期の肌荒れの、直接的な原因ではないのです。

これを読んでいらっしゃる方は、ほとんどが、すでに花粉症で肌荒れに苦しんでいる最中の方がほとんどかと思いますが、その肌荒れの原因は、花粉症によって目をこすったり、鼻水を拭いたりすることで、肌に過度の負担を与えたことによって、皮膚の組織が外的要因によって破壊された状態なのです。

 つまり、花粉症による肌荒れは、怪我をした状態、のようなものです。

言うなれば、擦り傷、切り傷、擦過傷、切創、裂創といった創傷です。そして、花粉症による肌荒れとは、いうなれば、傷の治療です。

これを理解した上で、ご自身の症状や状況にあった花粉症による肌荒れ対策を賢くチョイスしていきましょう。

花粉症による肌荒れの正しい処置 2

花粉症による肌荒れに対する3つの対策

花粉症アレルギーのメカニズムを考えると、花粉症による肌荒れの対策は、大きく分けて3つになります。一つはすでに肌荒れになってしまっている場合の処置。そしてあとは通常の花粉症対策とおなじになりますが、花粉症を予防する方法、そして花粉によって起こる生体反応を抑えるものです。

1、花粉症特有の肌荒れした皮膚のケア

2,皮膚をこすったり拭いたりしないための対策(通常の花粉症対策)

3,花粉症の生体反応を和らげる(通常の花粉症対策)

これに関して、2と3は、通常の花粉症対策と同じなので省きます。ここでは、花粉症によって荒れた肌のケアに関して、掘り下げていきます。

通常のスキンケアとどう違うの?

先に述べたように、花粉症による肌荒れの原因は創傷です。よって、花粉症によって肌荒れになった場合は、創傷の処置が必要になります。

通常のスキンケアの場合、ある程度、肌が健康な状態なので、少々効果の強いクリームなどを使うのもいいかもしれませんが、花粉症による肌荒れの状態では、通常のスキンケアを行うと、肌荒れを悪化させてしまう危険性があります。

花粉症の肌荒れのケアは、創傷の治療と同じように考えるのが正解です。

なら、消毒をして傷に効くクリームを塗ればいいのでしょうか?

昔はマキロンなどで殺菌して、オロナイン軟膏を塗るといったものが当たり前のように行われていましたが、医学が発達した現在、それらの処置の仕方は間違いであったということが、明らかになりつつあります。

花粉症による肌荒れの処置で使用してはいけないもの
  • 消毒薬(マキロン,イソジン,オキシドール,赤チン,ヨーチンなど)
  • 傷を乾かす粉末剤(キズドライ,キズアワワなど)
  • 消毒薬の入っている軟膏,クリーム基剤の軟膏(オロナインH軟膏など)

などを使用すると、逆に傷が治るのが遅くなります。なぜなら、消毒、殺菌をすると、人間が自身で再生しようとする細胞まで破壊してしまうためです。またクリームなどのベトつきは、花粉を付着させてしまうため、余計に花粉の症状を誘発しかねません。

大切なのは、花粉アレルギーを起こさないような方法で、自然治癒力を最大限引き出す処置です。

肌荒れになっている部分は、皮膚組織が必死に組織再生をしています。それを妨げないようにすることが、組織再生の回復の一番の早道なのです。

1、 石鹸・ボディーシャンプーは使用禁止(界面活性剤を避ける)

 肌荒れしている部分は、皮膚が再生しようと必至になっています。石鹸は界面活性剤そのものであり,その再生しようとしている細胞膜(=脂質二重膜)を直接破壊します。だから,傷口(=細胞がむき出しと考えられる)を石けんで洗うと傷口の細胞は破壊されます。

皮膚を石鹸やボディーソープで洗えば洗うほど、回復が遅くなると考えてください。

 顔などの汚れは、石鹸を使わずに、お湯のみを使いましょう。石鹸を使わなければ、汚れが落ちないのでは?と思う方も多いかと思いますが、近年、それが間違いだということがわかってきていて、お湯の洗浄力が見直されつつあります。

それは、タモリ式入浴の項でも詳しく紹介していますので、参考にしてください。

2,肌荒れ部分を乾燥させない

 回復力を促進させるには、お肌の湿潤を保つのが一番です。間違っても乾燥させないようにしてください。

しかし、花粉症の症状によって、鼻水や涙が出てくると、どうしてもそれをこすったり拭き取ったりしますよね。その時に同時に皮膚の水分まで奪ってしまうために、皮膚の肌荒れの回復を遅らせてしまうのです。

 涙や鼻水は拭いても、その後、肌の潤いを保つようにしましょう。

すると、多くの方は、乳液や化粧水などを想像するかもしれませんが、じつは、乳液などにも、皮膚細胞を破壊する界面活性剤が多く使われています。

 化粧水はお肌の水分を奪い、その奪われた水分を補う乳液は、界面活性剤が使われているのです。

スキンケアを熱心にしているはずの女性の肌が荒れていたりしているのもそういう理由です。保湿のクリームを使用するのであれば、界面活性剤が使われていないものを使用しましょう。 

ニベアは肌荒れを悪化させる

いまや、ニベアはスキンケアの代名詞のように言われています。なんせ、高級クリームと同じ素材が使われているというのです。

 高級クリームの材料を使っているなら、さぞかし、肌荒れにも効くだろうとお思いになるかもしれません。しかし、それは大間違いです。

多くの人は、ニベアがただ単に、高級クリームと同じ成分だから、という理由だけで、その効力を盲信しています。しかし、冷静に科学的な目で見ると、ニベアは尿素クリームです。

 これがどういうことかというと、尿素自体は、皮膚の角質細胞を破壊するのです。ニベアを塗ると皮膚がすべすべしたような感じになるのは、そういうことです。

よって、肌荒れで皮膚が弱っている状態に、ニベアを塗りこむと、肌荒れをさらに悪化させてしまいます。

 もし肌が健全な状態であれば、クリームが肌をしっとりさせる効果があるかもしれませんが、肌荒れの時は絶対に使用してはいけません。

花粉症による肌荒れの正しい処置 1

乾燥は肌荒れの敵、湿潤は花粉症の敵

肌荒れのケアには肌を常に湿潤状態にするように言いましたが、しかし、肌が湿った状態で外にでると、花粉が付着しやすくなります。

よって、花粉症による肌荒れのケアを最優先で考えるのであれば、肌の湿潤を保ちながらも、花粉から眼や鼻を守らなければなりません。

それには、サングラスとマスクが一番効果的です。

湿った皮膚を露出させると、花粉を惹きつけてしまいますが、マスクやサングラスをすることで、皮膚に花粉が付着することをブロックしてくれるからです。

サングラスやマスクを装着すると、肌の乾燥を防ぐことにもつながるので、まさに一石二鳥です。

大変古典的な対策ですが、実は大変有効な方法なのです。 

花粉症による肌荒れの正しい処置 3

花粉症の肌荒れに「ワセリン」が大活躍?

  花粉症による肌荒れ対策として、界面活性剤不使用のクリームを紹介しました。これらは、肌を潤す成分も入っているので、より積極的に肌の保湿を促進する効果が期待できますが、少々ハードルが高いのも事実。

 もっと手軽に何とかしたいとお思いであれば、ワセリンがオススメです。

ワセリンは、塗りっぱなしにできるクリームに比べて、少々扱いがめんどくさいですが、使い方によっては、ワセリンは肌の保湿とともに、花粉アレルギーの防止にも威力を発揮するのです。

つまり、ワセリンを活用すると、2つの働き、ひとつは肌の保湿を保ち、肌荒れの回復を早める、もうひとつは花粉が体内に入るのを阻止して、花粉症の症状そのものを抑えるという2つの働きをするのです。

1,ワセリンで肌の保湿を保つ

ワセリンを肌荒れの部分に塗ることで、優れた保湿効果を発揮します。しかし、ワセリンはご存知、大変べとつくので、肌に塗るときは、ベトつきがなくなるまで、丁寧にすり込む必要があります。

室内ならともかく、外出時に、ベトつきが残ったままにしておくと、花粉を付着させてしまいかねないので気をつけてください。

それが面倒な方は、上記で紹介した界面活性剤不使用のスキンケア専用クリームを使用するのが便利かもしれませんね。

2,鼻の穴に塗ることで花粉をブロック!

外出前に、鼻の穴の中や入り口(ふち)に綿棒などを使って厚めに塗ります。すると、鼻の穴に入ってくるワセリンが花粉を吸着してブロックしてくれます。実は、最近テレビCMなどで盛んに宣伝している、「花粉鼻ブロック」も、これと全く同じことです。

まとめ

花粉症による肌荒れの対処法で混乱している理由がお分かりいただけたでしょうか。そしてその対処法もわかりましたでしょうか?今一度、上記に述べてきたことを簡単にまとめます。

花粉症による肌荒れ → 皮膚をこするのが原因

花粉症の肌荒れが治りにくい理由 → 鼻水や涙を拭くときに皮膚を乾燥させてしまうため

花粉症による肌荒れを治すには? → 美容的なスキンケアよりも創傷治療として考える

最善の治療法は? → お肌の潤いを保つ

最善の予防法は? → 花粉用サングラスとマスク

注意点は? → 界面活性剤などの使用した石鹸やクリームをしようしないこと。

.

これらを正しく理解した上で、花粉症による肌荒れ対策に役立ててください。

コメントを残す