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出っ歯の原因

出っ歯とはなにか?

出っ歯を自力で治す方法kenkou.shinbun_images1出っ歯は、正確には上顎前突症といいます。読んで字の如く、上の顎が、下の顎よりも突出している状態のことを言います。
このような状態になる原因は、大きく分けて2つあります。

遺伝的なもの

そもそも顎の骨自体が、過度に前に出ているために出っ歯な状態になっているのは、ほとんどの場合、遺伝的な出っ歯と考えられます。
この場合、自力で出っ歯を治すことは、かなりの困難を伴います。

また、歯並びが原因で出っ歯になることもあります。歯並びも遺伝の場合と、遺伝でない場合がありますが、歯並びが原因で出っ歯になってしまっている場合は、顎の骨による出っ歯の時に比べて、比較的治しやすいかもしれません。

後天的なもの

後天的に出っ歯になる原因は、幼少の頃のクセや、生活習慣によって、かみ合わせや歯並びが悪くなることが原因になります。

たとえばよく言われているのが、赤ちゃんの時に、おしゃぶりを破っていたり、子供の時に指や爪をかんでいたりするクセがある人、肘で顎をつく姿勢の悪い人などが、出っ歯の原因になることがあるとも言われています。

この場合、比較的、出っ歯を治すことができる可能性が高くなりますが、たとえ、歯を引っ込めることができたとしても、クセや生活習慣を改めることができていないと、治せたあとに、元に戻ってしまうということも起きてしまいます。

後天的な出っ歯の場合、歯にばかり気を取られず、生活習慣やクセも一緒に治すようにしましょう。

 

出っ歯を治す歯列矯正の原理

出っ歯の原因がわかった所で、今度は出っ歯を治すしくみを理解しましょう。
出っ歯を治すには、骨格そのものを治す場合と、歯だけを治す方法とありますが、骨格を治すのは、自力では無理なので、ここでは歯並びを矯正することで出っ歯を治す場合のしくみを解説します。

出っ歯を治すための作業は、いわゆる歯列矯正と呼ばれるものです。歯列矯正は、簡単に云うと、歯並びを治すことですが、この歯列矯正は2つのプロセスからなります。

  1. 歯に隙間を作る
  2. 隙間を利用して正しい歯並びに並び替える

出っ歯を引っ込めるにあたって、歯を引っ込めるにも、引っ込める歯を収納することができるスペースが確保されていなければなりません。
歯がぎっちり並んで、ぎゅうぎゅうの状態では、歯が動きようがないから、出っ歯が引っ込まないのは、わかりますよね?

kenkou.shinbun_-11そのため、正しい歯の配列にするためのスペースを確保するために、八重歯や親知らずなど、本来であれば必要のない歯を抜くこともあります。

万が一、歯がギュウギュウにぎっしり詰まっていて、抜く歯もない状態で出っ歯を治したい場合は、出っ歯の歯だけでなく、全ての歯を動かすことで、出っ歯を引っ込めることになります。

歯を動かすスペースがなければ、抜く場合もある

歯を並び替えるのは、歯を動かすわけですが、人の歯は歯槽骨と呼ばれる骨に生えてて、その骨と歯の間には、コラーゲンの太い束からなる懸架組織があります。
ここは、弾力性があるため、この弾力を利用して、現在の歯並びを強引に変えてしまおうというのが、歯列矯正です。

この歯を支えている懸架組織は、弾力があるとはいえ、急激に動かすと破壊されてしまい、歯が抜けてしまうことになります。
歯が抜けない程度に、この弾力を利用して、少しづつ、少しづつ動かして、最終的には、理想の歯のポジションになった時点で、固定するようにするのが、歯列矯正です。

その歯をゆっくりと動かすために、接着剤で歯にブラッケットと呼ばれる歯列矯正具をくっつけて、その矯正具をワイヤーで引っ張り続けるのが、歯医者でやる歯列矯正です。

自分で治す方法

歯医者で専門の器具を作って、24時間つけっぱなしにすることで、最大でも動くのは一ヶ月1ミリ程度と言われています。

よって、自分で歯を動かすとなると、まず、歯を動かすためのスペースが確保されていることが大前提で、その上、相当の根気と忍耐力と、正しい方法を熟知しているのであれば、自分で治せる可能性はあります。

具体的に言うと、寝ている間は不可能だとして、起きている間中、持続的に歯を動かしたい方向に力を加え続けることが一年間くらいできれば、歯を動かすことができなくもありません。

 自分で出っ歯を治すにあたって注意しなければならないこと

前述したとおり、歯は歯を支える骨と歯の結合を緩ませて、そのクセをつけることで移動が実現するのですが、その結合をあまりにも急激かつ大きな移動をさせると、結合が外れてしまい、歯がグラグラになったり、最悪抜けて元に戻らなくなってしまうことがあります。

あせらず根気よく、弱い力を持続的に与え続けなければなりません。

最短確実に治すには?

専門家である歯医者が、その人のために作ってくれる専門の器具を、24時間使用して、1年、2年がかりでやっと治すことができるのですから、正直なことをいうと、自力で出っ歯を治すのは、できなくもない・・・であろうとおもうものの、現実的ではありません。

自力で出っ歯を治すのは、かかる時間と、失敗してはがグラグラになるリスクなどを考えると、結局、損をすることになります。

最短確実に出っ歯を治すことのできる専門家に頼んだほうが、結局安上がりです。

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治ったはずが元に戻る!

ただ、専門家に治してもらったからといって、油断できません。

治ったはずが、元に戻ってしまった、なんてこともあるのです。

そもそも、生まれてこの方、ずっと出っ歯だったものを、わずか短期間で引っ込めることに成功しても、顎の筋肉、歯の咬み合わせは、当分の間、長年の出っ歯の時の力のかかり具合のままなのです。

とりあえず、形は引っ込んだと安心して、油断せず、引っ込んだあとも、継続的に、事後処置をしなければなりません。

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