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ミカンは糖尿病の予防になることが判明した!

2016年3月23日、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の果樹研究所が発表した研究結果によると、温州みかんが二型糖尿病の予防と生活習慣病のリスク抑制に効果があることを突き止めた。

 これはミカンの産地で有名な静岡の三ヶ日町に住む1073名の協力を得て、10年間に渡る追跡調査をした。それによると、温州みかんに含まれる、だいだい色の色素でもある「β-クリプトキサンチン」が血液中に多く含まれる人ほど、2型糖尿病、脂質代謝異常症、非アルコール性感機能異常症といった生活習慣病の発症の割合が低かったことが判明したという。

 実験に参加した人たちは3つのグループに分けられ、高はミカンを一日に3,4個、中は一日にミカンを1,2個、低はミカンをほとんど食べないというグループに分けて、β-クリプトキサンチンの濃度を図り、糖尿病などの発症の有無を調査した所、上記のようなグラフになった。

 これを見る限り、あきらかにミカンをたくさん食べている人は、それぞれの病気の発症率が極端に低いことが分かる。

 糖尿病といえば、血液中に糖分が多い病気であるが、それが甘いみかんを食べて糖尿病の予防になるということに対して、不思議に思う人もいるかもしれない。

 しかし、実はミカンに限らず、フルーツは総じて、糖尿病の予防にはとても有用なのです。

糖尿病であってもフルーツは食事に積極的にとりいれよう

糖尿病は1型2型ともに、インスリンの働きが低下しているために、糖分をうまく分解できずに、血液中の血糖値が上がってしまう病気です。

 しかし、果物の甘みの成分である果糖は、インスリンが無くても素早く代謝されるうえに、その甘味もショ糖の1.5倍、ブドウ糖の2倍もあるために、血糖値が気になるけど甘いものも食べたいという人でも安心して食べることができるのです。

 それだけではありません。果物には次のような積極的効果もあります。

  • ビタミンA・C・Eが多いもの、また、ポリフェノール類・カロテノイド類等の多いものがあり、抗酸化作用
  • カリウムが多く含まれ、ナトリウム排泄促進作用
  • 食物繊維が比較的多く、血糖上昇の抑制・コレステロール吸収抑制・便通調整作用

糖尿病になると、いろいろと食事の制限も出てくるために、ついつい摂取できる栄養素も少なく偏りがちになりますが、果物をうまくとることで、血糖値を抑える以上の、もっと積極的な体に良い効果を得ることができるのです。

缶詰のミカンやドライフルーツは逆効果!

 しかしながら、温州みかんが糖尿病に予防効果をもたらすのは、フレッシュなミカンを食べた時だけです。缶詰やドライフルーツなど、加工したものは、フレッシュなものに比べて、含まれているビタミン、特にビタミンCが少なくなている上に、糖度が高くなっていたり、加糖されていたりするために、かえって糖尿病を悪化させてしまいかねません。

 必ずフレッシュなものを食べるようにしましょう。

糖尿病予防の食事にとりいれたいミカン! 1

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