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サングラスの選び方は機能を知ると変わる?紫外線カットで美肌効果も

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サングラスは絶対に必要なもの?

  オーストラリアではサングラス着用を義務付けている小学校もあるというのをご存知ですか?日本ではサングラスをかけているのは、お洒落の一環、ひどい場合には、あの人、カッコつけている、位にしか思わないかもしれません。あるいはせいぜい、まぶしいのを防いでくれる、位にしか考えていない人も多いのではないでしょうか。

 しかし、紫外線のつよい地域では、サングラスは生きていくのに必要なものなのです。

在日オーストラリア大使館のホームページにはオーストラリアの紫外線対策として次のように記載されています。

紫外線
紫外線は白内障の原因になる等、目にとっても有害なため、サングラスの着用を義務づけたり、サングラスの購入に対して補助をしている学校もあります。地域の施設でも日よけを作る努力がなされています。
オーストラリアの紫外線予防策は徹底されており、子ども用プールの上にはテント、公園の遊び場の上には目の細かい網で作られたおおい、野外ステージには屋根、そして、商店街の舗道上には商店の軒先が大きく張り出している、といった具合です。
特に、オーストラリアで夏季にあたる11月から2月の紫外線は、年間で最も強く、その強さは赤道直下の国と並ぶ程です。 紫外線レベルは、午前10時から午後3時にピークに達し、この5時間で一日の紫外線の60%を受けることになります。 紫外線の強弱は気温と比例するものではないため、涼しいからといって紫外線が弱いわけではありません。
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オーストラリア在日大使館 http://australia.or.jp/

オーストラリアではサングラスを義務付ける学校もある  - 9bb0a498f89fa28820a33b0be1961437 01 250x129 - サングラスの選び方は機能を知ると変わる?紫外線カットで美肌効果も
オーストラリアではサングラスを義務付ける学校もある

 日本ではそこまで紫外線が強くはないから、サングラスは必要ないと思うかもしれません。しかし、それはただ単に症状が軽度だからサングラスの恩恵に気づかないだけなのです。

サングラスの効果を知ると、目の紫外線対策について、もっと真剣に考えるようになるでしょう。

 ではサングラスをかけていれば防げることとはどんなことがあるのでしょうか?

目ヤニ、充血、目の疲れ、見えにくくなる原因は目の日焼けだった?

 夏になると日焼け対策をするのが一般的になってきましたね。日焼け止めクリームを塗ったり、日傘をさしたり長袖を着て紫外線が直接肌に当たるのを防いだり。

紫外線がお肌に悪いというのは理解するけども、目にも非常に悪い影響を与えているのをご存知でしょうか。日焼けするのはお肌だけでなく、目も日焼けを起こすのです。

目の日焼けというのは聞き慣れないでしょうが、あなたも目の日焼けをしていたことがあるはずです。

次の症状に悩まされたことはありませんか?

  • 突然目ヤニが出る
  • 目がやたら充血した
  • 目がやたらつかれた
  • 視界が白っぽくなって見えにくくなった

 これらは、強い紫外線を浴びた角膜が炎症を起こしているために出てくる症状の一例です。こうした症状の原因は、必ずしも目の日焼けが原因だとは限りませんが、目の日焼けが原因であることもけっこう多いのです。

 というのも、目が長時間たくさんの紫外線を浴びると、皮膚と同じように黒目の表面にも炎症が起きて傷がつくのです。その状態が短期間ですめばすぐに回復しますが、その修復の過程で白目の細胞が以上に増殖して黒目に食い込み、黒目と白目の境がなくなる翼状片という病気になることもあります。角膜や水晶体などの目の組織は、紫外線を吸収し目を守る働きをもってくれていますが、長期にわたって水晶体に紫外線が蓄積されると、水晶体のタンパク質が変質して白内障の原因にもなります。白内障がひどいと目が見えなくなってしまいます。

白目から赤く細い血管を伴なった白い膜が瞳の中の黒目の中心に向かって伸びてくる病気  - 9bb0a498f89fa28820a33b0be1961437 03 250x165 - サングラスの選び方は機能を知ると変わる?紫外線カットで美肌効果も
白目から赤く細い血管を伴なった白い膜が瞳の中の黒目の中心に向かって伸びてくる病気

登山家が恐れる雪目とはまぶしさではなく紫外線

 日本の平地であれば、目が日焼けしても上記のような軽い症状でおさまりますが、紫外線は標高が高くなるほど強くなるため、登山をする人たちの間では、紫外線をカットするサングラスをかけるのは、なかば常識、必須事項です。

 紫外線、標高が高くなればなるほど強くなる性質を持ち、標高が1000m上がれば10%強くなると言われています。つまり山は高く登れば登るほど強い紫外線を浴びることになり、エベレストをはじめとする8000m峰は、海抜0メートルに比べると80%も紫外線が増えた環境に身を置くことになります。

 よって普段から紫外線をほとんど意識することのない日本人であっても、エベレストに来ると、目における紫外線の恐ろしさを実感することになります。エベレスト登頂を挙行した関西学院大学のワンダーフォーゲル部のOB回による、登頂の反省点として次のように言っています。

紫外線対策
雪上を歩いたわけではないが紫外線は強かった。サングラスをかけないと目をやられて目ヤニで不快な思いをさせられる。我々のような高年齢者は白内障になったり、白内障が進行するリスクもある。パーティとしてサングラス着用を徹底するべきであった。
http://www.kgwv-ob.jp/39kai_everest_repo10.html

 こうした登山家の間で恐れられている症状は雪目、正式には雪眼症といい、長時間雪を見続けるのが原因で発症します。雪目の原因は雪の眩しさではなく、雪に反射した紫外線です。冬の雪山は夏の砂浜の三倍の確立で反射します。それがさらに標高の高い場所であれば、その紫外線が目に与える影響は計り知れいません。

 雪目は紫外線が目に当たって十時間程度の時間が経過してから痛みだすケースが多く、日中は全く問題が無かったのに夜になって急に目が充血したり痛んでくることがほとんどです。

 そんな理由から、登山家たちは例外なく皆、サングラスをするのです。

世界最高齢でエベレスト登頂を果たした三浦雄一郎さんも当然サングラスをしていた  - 9bb0a498f89fa28820a33b0be1961437 05 250x246 - サングラスの選び方は機能を知ると変わる?紫外線カットで美肌効果も
世界最高齢でエベレスト登頂を果たした三浦雄一郎さんも当然サングラスをしていた

全身のシミ・そばかす、日焼けをサングラスが防ぐ?

 紫外線が眼に入ることで、目が日焼けを起こしてしまうのですが、さらに皮膚まで日焼けを起こします。目から紫外線が入ることで、全身のお肌まで黒くなるのです。

 なんで目から紫外線が入って肌が黒くなるのか?

 メラニンが紫外線から体を守ってくれているのはご存知でしょうか?紫外線が皮膚に当たると皮膚を守るためにメラニン色素が形成されます。しかしそれが同時に肌のしみとなってしまいます。

 このメラニンは通常、お肌に紫外線があたった時の反応によって出されるものですが、目から入った紫外線が入って角膜に到達しても、メラニン色素が全身に出てしまうのです。

 というのも角膜が紫外線を吸収することで、体の反射的な防御反応として、脳に「メラニン色素を作れ!」という指令を出してしまうのです。

 これまでは日焼けは、皮膚が紫外線に反応してメラニン色素を作り、日があたった部分だけが黒くなるとされていたのですが、大阪市立大の研究チームは肌は紫外線を直接浴びなくても目で受けるだけで日焼けするという事実を突き止めたのです。

 同大学医学部の井上正康教授(生化学)らは、マウスを3群に分け、紫外線を1、あてない2、耳の皮膚だけにあてる 3、目だけにあてる-の各群でメラニン色素のでき方を見た。
すると、3のマウスの耳にも、2と同じ量のメラニン色素ができていた。
3のマウスで、瞳孔を調節する三叉神経を切った場合は1のマウスと同様、メラニン色素は1のマウスと同様、メラニン色素はできなかった。
 チームは、目が紫外線を受けると、三叉神経を通じて下垂体に「体に悪い紫外線が来たぞ」という情報が伝わり、下垂体が「メラニン色素を作れ」と指示して皮膚が黒くなる、と見ている。
 井上教授によると、紫外線は目に見えなくても角膜に細かな炎症を起こす。
この炎症の刺激を受けて、紫外線から身を守るため、全身の皮膚にメラニン色素を作らせるようになっているらしい。

 お肌の紫外線対策をする人は多いですが、目の紫外線対策まで考えている人はすくないかもしれませんね。つまりサングラスをすることで、美肌が守られるというわけなのです。これでサングラスを選ぶ際にその機能が大切な理由がご納得いただけたでしょうか。

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サングラスは目の周り以外の日焼け防止にも役立っています  - 9bb0a498f89fa28820a33b0be1961437 06 250x193 - サングラスの選び方は機能を知ると変わる?紫外線カットで美肌効果も
サングラスは目の周り以外の日焼け防止にも役立っています

正しいサングラスの選び方

エベレスト登山や紫外線が極端に多い地域に行くなら話は別ですが、日本人が普通に生活する日常生活範囲内であれば、それほど神経質になることもないでしょう。

 しかしながら、せっかくサングラスを買うのであれば、あなたに似合うに合わないといった、ファッション的なことも大切ではありますが、上記の効果を踏まえた上で、サングラス選びをしたいものです。

 というのも、サングラスが似合うか似合わないかというのは、見る人によって意見が変わるもので、どんなに高価なブランド物のサングラスをつけても、似合わないというひともいれば、やすい980円のサングラスでもかっこいいという人もいます。

 そんなあやふやな相対評価を基準にするのではなく、目を守るという絶対的な機能を踏まえた上でサングラスを選ぶことこそ、正しいサングラスの選び方です。

 紫外線を防ぐUVカットを選ぶ

 サングラス、特に高価なものを購入するのであれば、からなずUVカットのものを購入しましょう。あるいはUVカット機能のないサングラスは、候補から外しましょう。

 前述したとおり、紫外線は目を疲労さえ、目を痛めて、体にシミ・そばかすがでる原因を作ります。もしあなたがファッション目的でサングラスをかけるのだとしたら、なおさら、紫外線をブロックするUVカットのタイプを選ぶ理由になるでしょう。

 後述しますが、UVカット機能がついていないサングラスは、かえって目の害になることさえあります。ブランド物のサングラスには、ほとんど例外なくUVカット機能が付いていますが、インターネットショップでは、そこまで記載していない場合も多いので、メガネ屋さんなどにいって直接確認するのもいいでしょう。

あるいは、もしあなたがメガネをかけていて、メガネにUVカット機能が入っていないのであれば、UVカットレンズに交換しましょう。

UVカット機能が紫外線防止に効果的なのは一目瞭然  - 9bb0a498f89fa28820a33b0be1961437 07 - サングラスの選び方は機能を知ると変わる?紫外線カットで美肌効果も
UVカット機能が紫外線防止に効果的なのは一目瞭然

色の濃いサングラスは失明の危険がある?

 サングラスなんだから、色が濃いものを選んだほうがいい、と思うかもしれません。たしかに色が濃ければ、眩しさも抑えられるのは事実です。しかし、健康や安全面から考えると、むしろ色が薄いもののほうがいいのです。

 色の濃いレンズの方が、たくさん紫外線をカットできると勘違いする人が多いのですが、色の濃さと紫外線カットとは全く関係がありません。

 色が濃いサングラスは逆に、眼に対して非常に悪い影響を与えます。

というのも、人間の瞳孔は暗い所で大きく開きます。色の濃いサングラスをかければ、それだけ瞳孔が大きく開き、紫外線を眼の中に取り込んでしまう確立が高くなるのです。

 紫外線カット機能がついているものであればまだいいのですが、色の濃いサングラスにもかかわらず、UVカット機能が付いていないサングラスは、サングラスをかけていない時よりも大量に紫外線を眼の中に取り込んでしまうことになり、大変危険で目に悪い状態なのです。

色が濃いサングラスは見えにくくなるので透明タイプを使うアスリートも多い  - 9bb0a498f89fa28820a33b0be1961437 08 - サングラスの選び方は機能を知ると変わる?紫外線カットで美肌効果も
色が濃いサングラスは見えにくくなるので透明タイプを使うアスリートも多い

迷ったら大きい物、顔にフィットするものを選ぶ

 サングラスは目を守る働きがあります。それはゴミやホコリ、花粉が目に入らないように守ってくれるのもありますが、同時に紫外線も眼に入るのを防いでくれます。

 ところがゴミやホコリ、花粉もそうですが、とくに紫外線の場合、正面からだけでなく、上下左右あらゆる角度から入り込んできます。そうなるとせっかく紫外線カットの機能がサングラスに備わっていても、その効果は半減してしまうことになります。

 もしデザインで迷ったのであれば、なるべく大きくて目を広範囲に守ってくれるデザインのものを選ぶほうが、本来のサングラスの働きにかなった選び方となります。

まとめ

 近年、パソコンやスマートフォンの登場によって、一昔前よりもますます目を酷使する環境になってきました。それに連れて、視力の低下が進んでいます。当然それに付随して、目の病気も増えてきています。

 そんな時代だからこそ、せっかくサングラスを購入するのであれば、この正しい選び方を参考に、目を守るためのサングラスを選んで下さい。

 しかしながら、特に安いサングラスの場合、UVカットと書いてあっても、本当に紫外線をカットしているか不安になりますよね?そんなときは、UVチェッカーを利用すれば、紫外線をカットしているかしてないか、自宅で手軽に調べることができます。値段も数百円なので、一つ常備しておくと便利かもしれません。

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by カエレバ
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