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マンモグラフィ検診が乳がんの原因?北斗昌さんが残した早期発見の教訓

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乳がん検診を受けてたのに乳がんになった北斗昌さん

 人気プロレスラーである佐々木健介さんの嫁であり、自身も女子プロレスラーである北斗晶さんは、鬼嫁と言われるように、健康体そのもので、強いイメージがありました。

 しかしその強い北斗昌さんが実は乳がんだということが発表され、多くの人に衝撃をもって受け取られました。さらに関係者を驚かせたのが、北斗晶さんは毎年欠かさず乳がん検診を受けていたという事実でしょう。

 公益財団法人日本がん協会では、乳がんの検診に関して40歳以上は二年に一度の検診を受けることを推奨しています。

 しかし北斗昌さんの場合、毎年秋頃に、婦人科検診と一緒に乳がんの検査を受けています。万全を期すためマンモグラフィーだけでなく超音波検査も併せて受けていたというのですから、これ以上ないであろう、理想的な検診の受け方でした。

 それにもかかわらず、発見されたときにはかなり進んだ段階にあり、右乳房全摘出手術を受けるまでの状態でまた、脇のリンパへの転移も発覚し、脇の腫瘍も取り除き、それでも入院闘病を余儀なくされている状態でした。

 であれば、だれもが、乳がん検診を受ける意味がないのでは?と思う人もいるかもしれません。あるいは、むしろがん検診を受けすぎていたために、乳がんになったのではないか?マンモグラフィが乳がんを引き起こす原因になっていたのではないか、と言う人までいます。

 北斗昌さんの乳がんの発見が遅れたのは、ある意味マンモグラフィの乳がん検診のせいでもあります。しかしマンモグラフィが乳がんの原因になったのでしょうか?そうしたことを、客観的な数字をもとに、解明していきたいと思います。

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マンモグラフィの放射能被ばくが乳がんの原因になる?

  まずここで一つはっきりさせておきたいのは、被ばくのリスクに関しては、まったくの隠しようがないということです。多くの人は、マンモグラフィの乳がん検診では、放射線がしよされていると聞くと、「放射線を使った検査=被爆=ガンのリスク」のような漠然とした不安を抱くことでしょう。

 しかし放射線と一言で言っても、ピンからキリまであるので、放射線被爆を考える上では「その強さ=線量」という数字で考える必要があります。

 マンモグラフィにより発せられる放射線量、人間の浴びる被ばく量に関しては、多少の誤差があるとしても、だれが測定してもほぼ同じような数値が出てくるもので、そこには陰謀やら意図的操作が入り込む余地はありません。

 そうした観点からこれから紹介する数字を見ていただきたいのですが、1回のマンモグラフィー検査での被曝線量は、マンモグラフィーの1回当りの線量は0.1mSvです。

 そして化学的に証明されているガンのリスクは100mSV以上です。つまりマンモグラフィ1000回分に相当します。まずありえませんが、毎日一回検査を受けたとしても、なにかしら健康被害が生じてくるまでには3年以上かかるのです。

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 あれこれ言うよりも、下記の表を見ていただくほうが、より分かりやすいでしょう。

人体に対する放射線被曝 

Sv(シーベルト)=1000m(ミリ)Sv, 1mSv=1000μ(マイクロ)Sv
実効線量 内訳
0.16μSv/h  1時間に自然環境から人が受ける放射線の日本国内平均。
0.28μSv/h  1時間に自然環境から人が受ける放射線の世界平均。
0.39μSv/h  一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の限度(1mSv/年:ICRPの勧告)と、世界平均自然放射線(2.4mSv)の和の1時間当たりの平均値。(1000+2400)÷365÷24
3.84μSv/d  1日に自然環境から人が受ける放射線の日本国内平均。
6.63μSv/d  1日に自然環境から人が受ける放射線の世界平均。
10-20
μSv 
歯科用X線撮影1回分の線量
50μSv 原子力発電所の事業所境界での1年間の線量。
100-300
μSv
胸部X線撮影1回分の線量。
1mSv 一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の限度(ICRPの勧告)。
放射線業務につく人(放射線業務従事者)(妊娠中の女子に限る)が妊娠を知ったときから出産までにさらされてよい放射線の限度。
1.4mSv  一年間に自然環境から人が受ける放射線の日本国内平均。
2mSv 放射線業務従事者(妊娠中の女子に限る)が妊娠を知ったときから出産までにさらされてよい腹部表面の放射線の限度。
2mSv 広島における爆心地から12km地点での被曝量。
12kmまでの直接被爆が認定されると、原爆手帳が与えられる。
2.4mSv 一年間に自然環境から人が受ける放射線の世界平均。
3mSv  国際線航空機乗務員の年間宇宙放射線被曝線量
(ニューヨーク-東京間の往復をするパイロットの場合)
4mSv 胃のX線撮影1回分の線量。
5mSv 放射線業務従事者(妊娠可能な女子に限る)が法定の3か月間にさらされてよい放射線の限度。
7 – 20mSv X線CTによる撮像1回分の線量。
50mSv 放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1年間にさらされてよい放射線の限度。
81mSv 広島における爆心地から2km地点での被曝量爆発後2週間以内に爆心地から2km以内に立ち入った入市被爆者(2号)と認定されると、原爆手帳が与えられる。
100mSv 人間の健康に確率的影響が出ると証明されている放射線量の最低値放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が法定の5年間にさらされてよい放射線の限度。
放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1回の緊急作業でさらされてよい放射線の限度。
妊娠可能な女子には緊急作業が認められていない。
250mSv 白血球の減少。(一度にまとめて受けた場合、以下同じ)
福島第一原子力発電所事故の処理にあたる放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1回の緊急作業でさらされてよいと特例で定められている放射線の限度。
500mSv リンパ球の減少。
1Sv 全身被曝で急性放射線障害が出現。
悪心(吐き気)、嘔吐など。水晶体混濁。
2Sv 全身被曝で5%の人が死亡する。出血、脱毛など。
3-5Sv 全身被曝で50%の人が死亡する。
(人体局所の被曝については3Svで脱毛、4Svで永久不妊、5Svで白内障、皮膚の紅斑)
7-10Sv 全身被曝で99%の人が死亡する。
10Sv以上

放射線の影響がわかる本【編者】財団法人放射線影響協会【発行所】財団法人放射線影響協会

 これだけはっきりとした数字が出ているにもかかわらず、マンモグラフィ陰謀論者の人たちは、それでも科学的根拠が認められていない違う数字や理屈を引っ張り出してきて、マンモグラフィの被ばくの怖さを必死に説いています。

 しかし上記の表からわかるように、そもそもマンモグラフィやレントゲンなどを受けなくても、地球上で生活している限り、放射線にさらされているのです。

 日本で生活している場合であれば、何もしなくても1.5mSvの放射能を浴びているのです。つまり、例え1年間に10回マンモグラフィーをとっても、自然に浴びる放射線量より少ないということです。これが航空機に乗ると、さらに被ばく放射線量が上がります。

 「東京⇒ニューヨーク」を往復すると1回当り約0.2mSv余計に放射線を浴びる事になります。マンモグラフィの乳がん検診の約二倍です。もし、マンモグラフィーで乳がんになるのだとしたら、国際線の客室乗務員の方の乳がんリスクはどうなるでしょう?

 自然放射線
 宇宙線 0.38mSv
 大地から 0.46mSv
 体内放射能 0.23mSv
 空気中ラドン 1.30mSv
 合計  約2.40mSv/年 
 飛行機旅行による被曝
 東京― サンフランシスコ 0.038mSv
 ★マンモグラフィでの被曝(実効線量)  0.05~0.15mSv 2 自然放射線などからの被曝とマンモグラフィによる被曝

 つまり、放射線被ばくに関して、漠然と放射能というイメージから恐怖心を抱くのはとんでもない間違いで、冷静にその数値に注目すべきなのです。

 そしてこうしたことから、もしあなたがマンモグラフィの放射線被ばくを心配しているのであれば、それはまったく見当違いだということなのです。

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マンモグラフィの本当の問題は発見率の低さ

  乳がん検診と言えばマンモグラフィで、乳がん検診を積極的に呼びかけている認定NPO法人乳房健康研究会も、マンモグラフィの検査を受けることが乳がん発見、そして早期治癒に結び付くと力説しています。そうしたことからも、多くの人はマンモグラフィに過剰な期待を寄せることでしょう。

 しかしながら、実はマンモグラフィを利用した乳がんの発見率は非常に低いのです。

 2007年から2011年にかけて東北大学の研究チームが全国の四十代女性約七万三千人を対象に行った調査では、マンモグラフィ単独による乳がんの発見率を0.33パーセントだとしています。一方、マンモグラフィと超音波検査を併用した検査では約二倍となる0.5パーセントでした。

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 そうした低い発見率にもかかわらず、まるでマンモグラフィを受けていれば乳がんを発見し、悪化を防ぐことができると思っているために、乳がん検診を受けていることが、がかえって乳がんの早期発見を妨げることもあるのです。

 まさにその乳がん検診の犠牲となってしまったのが、北斗晶さんでした。北斗昌さんは初めて乳がんの自覚症状、乳房の違和感を感じたときに、それまで毎年乳がん検査、婦人科検診を行っていて、そこでガンという診断がされていなかったために、もしかしたらそうした自覚症状や違和感は乳がんからくるものではないのか?という疑いを持たなかったといいます。

北斗昌さんの乳がん発見年表

毎年恒例で秋頃には乳癌検査と婦人科検診を欠かさなかった

健診から3,4ヶ月後 →違和感を感じたことがあった
健診から9か月後 →形が少しおかしいかなと感じた
健診から10か月後 →医師から乳がんを宣告される
         →右乳房全摘出が必要とのこと
         →脇のリンパにまで転移していた
         →手術、抗がん剤治療が必要となる

 乳がん検診をうけましょうと宣伝する行き過ぎた啓もう活動が、逆に「乳がん検診を受けていれば安心」という、乳がん検診に対する過信を生んでしまうのです。

 ではマンモグラフィの発見率の低さとは具体的にはどのようなことをさすのでしょうか。

マンモグラフィの乳がん発見率を下げている要因

マンモグラフィではガンを見つけにくい乳房がある

 マンモグラフィは乳房をX線撮影し、万が一がん細胞があると、それは白い塊として映し出されます。しかしながら、乳房の質によっては、乳房が全体的に白く写ってしまうものもあり、がん細胞の白い塊と区別がつきにくいものもあります。

 乳房全体が白く写ってしまう理由は、乳腺濃度にあります。

 「乳腺濃度」とは、「乳腺の組織が乳房内にどれだけ存在するか」の割合のこと。乳腺濃度が高い「高濃度」の乳房は、日本を含むアジア人に多く、また若い人ほど、乳腺濃度が高いのも一般的な特徴としてあります。

 よって、若い女性は乳がん検診の際に、マンモグラフィ以外の方法も選択するのが賢明でしょう。

また、乳腺濃度が高いか低いかは、X線を撮った写真を見れば、一目瞭然です。検診を担当した医者であれば、その乳房がガンを見つけやすい乳房か見つけにくい乳房であるかがわかるのですが、多くの医師はそれを患者には伝えません。

 つまり、結果だけ受け取った受診者は、本当に「異常なし」なのか、乳腺濃度が高く「見えなかった」のか分からないのです。

右の二つの乳房では全体が白いために白く写るはずのガン腫瘍を発見しにくい。  - 042aa3b20a5642b959f7f54e615fb89e 01 - マンモグラフィ検診が乳がんの原因?北斗昌さんが残した早期発見の教訓
右の二つの乳房では全体が白いために白く写るはずのガン腫瘍を発見しにくい。

 できるのであれば自身のレントゲン写真を見せてもらったり、検診を担当した医者に乳腺濃度に関して質問をしてみて、自分の乳房がマンモグラフィでガンを発見されやすいのかに関してを知ることができます。

乳頭の下の腫瘍は見つけにくい

 マンモグラフィの場合、ガンの腫瘍が乳頭直下にあるとガンの腫瘍であるということが気づきにくいことがあります。

というのも、乳腺は乳首の周りにたくさん集まっているために、そこにガンの腫瘍ができてしまうと、マンモグラフィで撮影しても乳首と紛れてしまったり、見間違えたりしてしまうためです。

 北斗昌さんの乳がん発見が遅れたのも、がんの腫瘍が乳頭の下にあったためだと言います。

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乳頭下のガンだと医師もつまんでしこりを探す、などというチェックをしにくい場所でもあるため、さらに発見を困難にします。

 乳首の周辺に違和感を感じたのであれば、マンモグラフィ以外の検査もすることを強くお勧めします。

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見つけた腫瘍が実はガンではない誤診である「偽陽性」が多い

マンモグラフィで見つかる腫瘍が必ずしも乳癌とは限らないということです。これは「偽陽性」とも言われていますが、もっとわかりやすく言えば、誤診です。

 この偽陽性に関しては6万人のスウェーデン女性を対象にした研究で明は「マンモグラフィの検診で見つかった腫瘍の70%が乳癌ではなかった」と結論付けています。

 そもそもマンモグラフィではガンの腫瘍は白い塊としてしか映らず、それ以外の手掛かりはありません。白い塊として映るものはほかにもたくさんあるわけです。

 かといって、ガンであるかそうでないかの判定基準を下げてしまうと、ガンであったのに見過ごしてしまう確率も上がってしまいます。かといって判定基準を厳しくすれば、おのずと誤診である疑陽性も多くなってしまいます。

 そしてその判断基準は、そのマンモグラフィのレントゲン写真を見る医者の判断にゆだねられているのが現状です。

 もともとマンモグラフィによる診断が誤診になりやすいうえに、そこに医師の技量も加わるとなれば、ガンの発見率が低いというのも当然のことでしょう。

 しかし、こうしたマンモグラフィによる乳がんの検診の性質を曲解し、詐欺医療行為だと告発し、乳がん検診を受けようとする人たちの恐怖心をあおる人がいます。

マンモグラフィの乳がん検診は93%無意味の詐欺医療行為?

マンモグラフィの乳がん検診は受けないほうがいいのか?

 発見率は低いし、見つけたものがガンでないことも多々あるマンモグラフィ。乳がん検診の手段としては、問題の多い検診方法ではありますが、であればマンモグラフィは受けても意味がないということなのでしょうか?

 乳がん検診を受けようとこれほどまで熱心に行われているのは、ガン産業の陰謀ではありません。単純に、近年日本では乳がん患者が増えてきて、またそれが原因で亡くなる人が多くなっているのです。

 国の研究機関が行った最新の推計によると、日本人女性が一生の間に乳がんにかかる確率は、14人に1人。毎年5~6万人が新たに乳がんを発症し、1万人以上が亡くなっています。女性のがんで死亡率が高いのは大腸がんと肺がんですが、壮年期(35~64歳)に限ってみると、死亡原因の第1位は乳がんなのです。

 となれば、国が医療費節減のために乳がん検診を勧めるのは自然の流れです。

 乳がん検診の手段はほかにも超音波診断や、CTスキャンなどありますが、その有用性、手軽さなど総合的な観点からみると、発見率は低いとはいえ、やはり現状では、マンモグラフィに勝る検査方法はないのです。

 もちろんマンモグラフィのみをやればいいというものではなく、場合によっては他の検査方法と補う形で行うべきですが、すくなくともマンモグラフィは確実にうけるべき検査です。

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まとめ

 マンモグラフィの乳がん検診にいろいろと問題があるのは事実ですし、誤診も多く、過剰診断になりかねないことも多々あります。

 マンモグラフィによる乳がん検診が死亡率の低下には効果がないということで、スイスではマンモグラフィの検診に対して廃止勧告がなされたといいます。

研究グループはいくつかの研究の結果を検討した。25年間の追跡調査を伴うカナダの定期健診の研究によれば、生検を伴うマンモグラフィー検診は過剰診断をもたらし、不要な手術、放射線療法、化学療法などの過剰診療を招いているとして問題視した。がんでもない人をがんであると疑って、かえって検診を受けた人のデメリットになるというわけだ。さらに、合計60万人以上の女性を対象に検証している10報の試験について統合的に検証した、世界的な臨床研究の評価誌である「コクランレビュー」によれば、乳がんによる死亡率を下げる効果はないと指摘。やはりマンモグラフィー検診の有益性は認められないと指摘している。スイス医療委員会はマンモグラフィー検診の段階的廃止に加えて、情報提供を順にしていきながら、女性に選択を委ねるよう勧告した。Abolishing mammography screening programs? A view from the Swiss Medical Board. – PubMed – NCBI

 この記事をとりあげて、いまだ日本でマンモグラフィを勧めるのはガン産業の陰謀だという人もいます。しかしこの記事で注目していただきたいのは、文章の最後の方です。

 スイス医療委員会が出しているのは、あくまでも「勧告」で、マンモグラフィを受けるか受けないかは、あくまでも女性に選択をゆだねるという形をとっていることです。

 つまり、マンモグラフィの発見率が低い、その性質をよく理解してさえいれば、過剰診断、不必要な治療や手術の犠牲にならずに、マンモグラフィが乳がんを発見する可能性があるというメリットを享受することができるのです。

 現状では乳がんを発見するにあたって、現実的な手段は、やはりマンモグラフィなのです。一般女性たちにとって、乳がん発見のための数少ない手段がマンモグラフィなのです。

 にもかかわらず、化学的根拠もなしにイメージだけで放射能は危険だとかいう理由で、マンモグラフィ検診を受けるなというのは、あまりにも乳がんを患う可能性が高い40代以降の女性に対して、無責任な発言だとしか言いようがありません。

 問題の多いマンモグラフィ検診ではあるけども、その問題点をよく理解したうえで、積極的にマンモグラフィの乳がん検診を活用し、乳がんの早期発見に役立てていただきたいものです。

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