全身ガンだらけなのに元気な理由は?
樹木希林さんは2014年の1月に記者会見で、がんの治療終了を報告し、多くの関係者を驚かせました。というのも、一年前に、全身にガンが転移していることを、激白したからです。
本来であれば起立するべき場面にもかかわらず、座ったままだったので、体調が悪いのであろうかと思ったものの、樹木希林さんは「元気というか、普通なんです」と、別段、がんの影響はないこと付け加えました。 いずれにせよ、とても全身をがんに侵されているようには感じられないのです。
いったいなぜでしょう?
実は、樹木希林さんに初めてがんが発覚したのは、さかのぼること10年前の2004年の夏の終わり。
翌年2005年1月には、右乳房の全摘手術を受ける。その後、二年間は調子が悪かったというが、2008年には摘出したはずのがんが、腸、副腎、脊髄などほぼ全身に移転していることが発覚します。
その後、樹木希林さんは放射線治療を選択し、そして2014年にがん治療終了宣言をします。
これは決してがんが治ったという宣言ではありません。あくまでも治療がいったん終了したということであり、本人いわく「大きく体に影響を与えているものは消滅したみたい」ということだ。
いずれにせよ、樹木希林さんを見ると、とても10年間もの間がんを患い、全身に移転しているような患者には見えないことは確かだ。
いったい、どのようにしてがんを克服したのでしょうか?
がんを宣告され、死を覚悟した
樹木希林さんは2004年に初めてがんを宣告された際は、死を覚悟し、身の回りの整理までしたといいます。
がんは死ぬことを覚悟しなくてはいけない病気だと思っていたんです。身辺整理から何から、全部やりました。がんになって、何か人生が変わった気がします
治療に関しては、当時の担当医と相談した時、一部だけを切除する温存療法という選択肢もあったものの、樹木希林さんは、手術する先生を気遣ってか、先生のやりやすいほうで、ということで右乳房の全摘手術となった。
その後も体の調子が悪かったものの、次第にがんに対しての考え方が変わって来たのです。
樹木希林が成功したがん治療へのスタンス
初めのうちは、「がん=死」と捉え、治療に関しても、どこか医者に身を委ねるようなかんじでしたが、次第にがんに対する考えが変わっていくのが、その時々の発言から見て取れます。
がんを肯定的にとらえる樹木希林の発言
- 「私の考えでは、がんで死ぬっていちばんいいと思うんです。用意ができるじゃないですか。それぐらいの感じで生きています」
- 「ガンは有難い病気よ。周囲の相手が自分と真剣に向き合ってくれますから。」
- 「がんに感謝よね。経験してなければろくに『死』にも向き合わず、主人の 内田(裕也)さんのこともちゃんと理解しようと思わなかったかもしれないし」
がんを治療するのは自分だという意識
樹木希林さんは当初、がんの手術に関しても、「先生のやりやすいほうで」というようなことで、医者に委ねていた感があります。
しかし、その後、がんに関して、勉強をしだしたといいます。そして知識を深めていくと、がんを自分が治すんだという、心構えに変化していきました。
自分に合う医者や治療法、本などを、本気で探すことが大事。自分を知る勉強だと思います。
自分の体のことですから、少し医者を疑うくらいの気持ちで良い治療法を探すことが大切。良い医者に出会う、というよりもその医者の良い部分をキャッチできるかがカギだと思います。
そして、全身にがんが移転したことを知ったのちに、樹木希林さんが選んだ治療は放射線治療でした。
そうして放射線を照射する場所に関しても、医者任せではなく、樹木希林自身が医者に対して、「ここから、ここまで」と命令したといいます。
責任は自分が自分に自分で持つ
よく、がん治療では、プロポリスが効くらしいといえば、プロポリスを買ってみたり、あっちの温泉がいいと聞けば、温泉に行ってみたり、抗がん剤はだめだといえば、抗がん剤を毛嫌いしてみたり。
そう考えると、実は樹木希林さんが選択した放射線治療も、一部では大変な反対意見もあることは事実です。もちろん樹木希林さんもそのことは重々承知で、だからこそ、自分が体験し、うまくいったはずである放射線治療のことも、周囲には紹介するものの、決して無理強いはしないといいます。
「それは責任が持てない。要するに個々のがんの質が違うからね。人はがんと向き合って自分を知るということじゃないかと思うんです。それがわからなくては、いっくら良い治療法があっても、それはただただ一過性のものになるだろうと」
そして、自分のがんがどういうものかを知ったうえで、それにあった治療法を自ら選択する。選択した治療法に関しても、決して医師任せにせず、逆に医師に治療の仕方を命令する。
つまり、自分が自分に自分で責任をもつ、それが、樹木希林さんが癌を克服した秘訣だったのでしょう。
UMSオンコロジークリニックの四次元ピンポイント照射
樹木希林さんが癌を克服した治療法は、放射線治療でした。放射線治療にもいろいろとあるのですが、その中で樹木希林さんが選んだのは、従来X線による放射線の『四次元ピンポイント照射療法』というものでした。
これはなんと鹿児島県のさらに鹿児島空港から車で約40分の所にある、UMSオンコロジークリニックというところにあるものです。
〒892-0841 鹿児島市照国町 13-37-4F
いったい、この四次元ピンポイント照射療法とは何なのでしょう?また、なぜ東京在住の樹木希林さんはわざわざ鹿児島まで行ったのでしょう?
それは、この四次元ピンポイント照射療法とは、UMSオンコロジークリニックの医師である植松稔先生が開発したもので、世界に一台しかないのです。
つまり、この治療を受けたいのであれば、鹿児島に行くしかないのです。
それにしても、三次元ならわかりますが、四次元とはどういうことなのでしょうか?
放射線はつまり放射能であって、人体に浴びると被ばくすることになります。がん細胞だけに放射能を当てることができればいいのですが、それは大変難しいことです。万が一、正常な細胞に放射線を照射してしまうと、今度は被ばくという症状に苦しむことになってしまいます。
植松稔先生は、従来は三次元のピンポイント照射を、かなり独創的な形で取り組んでいました。つまり、植松稔先生独自のやり方で、がん細胞だけに照射する技術に長けていたのです。
そして今度は、さらに、放射線を照射しても死滅しないがん細胞を、さらに追跡して照射することのできる治療法を確立したのです。
それを指して、従来の三次元から、今度は四次元ピンポイント照射と名付けました。
四次元ピンポイント照射でがんは治るの?費用は?
前述したとおり、理論上ではがん細胞のみに放射線を照射することができれば、おおざっぱにいえば、切除や摘出や副作用などまったくなく、がんを死滅させることができるのですが、現実的には不可能です。
誤解を恐れずいうと、四次元ピンポイント照射は、つまるところ、がん細胞のみに放射線を照射するその精度と確立を限りなく高めた治療法と言えます。
とはいえ、実際には正常な組織まで破壊しかねないため、樹木希林さんは、そうしたリスクをわかったうえで、医師に対して「ここから、ここまでを照射して」と命令をしていたのでしょう。
また、どんなに照射に正確を期したところで、そもそも放射線治療が功を奏すがんとそうでないがんもあります。そうしたことも含め、樹木希林さんのいうように、自分を知る勉強が必要になります。
またこうした先端医療は、学会で認められにくいこともあり、今のところ、保険も聞かないので、実費で100万円以上かかります。治療も一回で終わるわけではないので、近くに住んでいるというわけでなければ、その交通費なども、相当かかりますね。
まとめ:樹木希林流がん治療とは
樹木希林さん自身も再三言っていますが、樹木希林さんが成功した治療法を真似すれば、がんが治るというわけではありません。
それぞれの人によって、がんの種類も状況も異なるからです。しかし、樹木希林さんが癌を克服したその考え方は、大変意味深く、また、だれもが真似すべきことです。
それはがんを悲観するのではなく、肯定したうえで、自分の場合のがんを学ぶことです。樹木希林さんは次のようにも言っています。
忘れてならないのは、“医療の真実は、学会場でなく臨床現場にある”ということです。何をしたらどうなったのか、現場での判断が最重要です」
樹木希林さんはがんになっても、薬を飲まずに酒を飲んでいたといいます。しかし、人によっては抗がん剤を飲んだほうがいい場合もあるでしょう。
医者任せにするのではなく、医者と一緒に考えるつもりで、医者ではなく、自分が癌を治すんだ、という気持ちで、がんと向き合うのが、樹木希林流のがん治療といえるのではないでしょうか。
樹木希林さんのがん治療年表
2004年 | 乳がん発覚 |
2005年 | 手術で右乳房全摘手術 |
2年間調子が悪い | |
2008年 | 腸、副腎、脊髄に癌が移転 13か所を放射線治療で治療 |
2013年3月 | 全身がんと告白 |
2013年12月 | 九州で放射線治療を受ける |
2014年2月 | 全身がん治療終了を報告 |
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きききりんさん、ガン克服した記事みつけました。
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誤変換だらけのひどい「新聞」。
樹木希林さんのガン治療が凄すぎる。
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がんは攻撃すればするほど増殖する。己の考え方など改めて全てに感謝し不自然な物などを排除すれば治る確率は高くなる。治るんじゃなくて自然と消えてくれる。
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麻央さんは切らずに…(-∧-)合掌
どちらが正解か、やってみないと判らないはず。