お料理嫌いでも挑戦できる、簡単ですぐ作れるのに、やたら美味しい大豆料理
大豆のすごいところを再確認
大豆は「畑の肉」「大地の黄金」と呼ばれていることからもわかるように、非常に栄養感が高く、優れた食品です。日本が世界的にも長寿国である原因の一つとして、日本の食生活には、納豆、豆腐など大豆を使用した食品が上手に取り入れられているということも指摘されています。
大豆は肉以上に良質なタンパク質が含まれていますが、最近は血中コレステロールをさげたり、骨粗しょう症に効果のあるイソフラボンの働きなども注目されてきています。
これらの働きは、加工された豆腐や納豆よりも、丸ごと食べるほうが、より多く、効果的に摂取できるとのことで、最近では、大豆そのものに大変注目が集まって来ています。
大豆は飽きやすく料理が難しい
大豆が素晴らしい食品であり、大豆を加工して使用した食品、納豆、豆腐、豆乳などはありますが、それを丸ごと食べると、なおさらいいということはわかってもらえたと思うので、せっかくなら加工前の大豆をそのまま、丸ごと食べたいものです。
しかし、大豆を食べようとなると、意外と調理方法があまりなく、困るものです。
もちろん乾燥大豆であれば、少しであればそのままポリポリ食べても美味しいですが、たくさんの量になってくると、味が単調なんで、飽きやすくなってきますよね。
そこで、ちょっとした手間を加えて、味を激変させて、美味しく食べてみてはいかがでしょう。煮るのが一番ポピュラーな料理法ではありますが、煮るのは時間も手間もかかるし、敷居が高いのではないと思われます。
そこで健康新聞社では、丸ごと大豆を食べることができるのに簡単に味がおいしく激変する厳選レシピとして、とっておきの調理方法をご紹介します。簡単にできますので、ぜひあなたもトライして、美味しく健康な大豆ライフを送ってください。?
ご飯を炊く時にそのまま炊飯器に入れる「丸ごと大豆ご飯」
用意するもの
- 乾燥大豆
- ご飯
- おこのみで
- 白だし、昆布だし、梅干しなど
作り方
普通にご飯を炊くセットをします。
ご飯の炊飯スイッチを押す前に、ご飯の中に豆を入れます。
おこのみで次のものを、適量入れます。→白だし、昆布だし、梅干しなど(ごく少量)
そのまま普通にご飯を炊いて、いただきます。
ポイント
ご飯に大豆を放り込む前に、30分から一時間位、大豆を水で戻すと大豆が柔らかくなり、より食べやすくなります。時間がなければ、大豆を砕いて、ほどいい大きさにして入れても、いくらか食べやすくなります。
焼き味噌の大豆丸ごと炒り
用意するもの
- 乾燥大豆
- 味噌(大豆と比べてちょっと少なめでちょうどいいです)
- ネギ
- ごま油
作り方
フライパンを熱く熱して大豆を投入し炒る
焦げ目がついてきたらごま油とネギを投入
最後に味噌を投入(味噌は焦げやすいので、必ず最後に投入)
焼けたなと思ったら取り出す。
ポイント
お味噌は焦げやすいので注意しましょう。かたまりのままぼってりと入れてしまわず、少量づついれると、より均一に味が回ります。また入れ過ぎるとしょっぱくなりすぎるので、少なめくらいがちょうどいいです。
大豆カリカリフライ
必要なもの
- 乾燥大豆
- 片栗粉
- 揚げ油
- 好みで砂糖と醤油
作り方
大豆を水に30分ほど浸してふやかす
ざるなどを使用して、水気を切る
大豆に片栗粉をまぶす(ボールに入れることで、全体にまんべんなくまぶす)
サラダ油を熱したフライパンに、片栗粉がまぶされた大豆を投入する(油が跳ねるので注意)
焦げないように、フライパンを揺すりながら、全体を炒るような感じでフライにする。
しばらく揚げたあとに、好みで醤油や砂糖を垂らす
ポイント
片栗粉は、大豆をフライパンに投入する前に、大豆にまんべんなくふりかけるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
特に焼き味噌の大豆丸ごと炒りと大豆カリカリフライは、ビールのおつまみ、酒の肴にもあいますので、ぜひチャレンジしてみてください。?