■激ヤセで驚かせた春風亭小朝

「金髪豚野郎」と泰葉さんから浴びせられたフレーズで一躍有名になってしまった落語家春風亭小朝師匠。
特に太っているというわけではなかったですが、豚というイメージが先行していたために、
先日、テレビ番組「ぴったんこカン・カン」に出演した際に、非常に痩せていたため、
その「激ヤセ」ぶりがとツイッターで話題になりました。
一部では、病気ではないかとも言わさされたものの、本人はかねてからいたるところで、
ダイエットの成果であると公言しています、
■短期間で20キロ近くの減量に成功

NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』で明智光秀役を演じるに当たり、役作りのためのダイエットということだったのですが、
なんと約8ヶ月間で20キロ近くの減量に成功したというのですから、体重で悩んでいる女性たちにとっては、
羨ましいばかりです。
果たして春風亭小朝さんがやったダイエットとは、どのようなものだったのでしょうか?
そしてなぜ成功したのでしょうか?今回は、その秘密に迫ってみたいと思います。
■春風亭小朝のダイエット方法、一日一食を実践する
食事時間について

小朝師匠の一日一食ダイエットの場合、食事時間は9時から10時だそうだ。
一日一食ダイエットは、けっこういろいろな人がいろいろな形で実践しているが、
たいてい、食事時間は夜にしている人が多い。
そんな中で、春風亭小朝師匠が食事時間を朝に設定していたのは興味深い。
今のところ、なぜ一食の時間帯を朝に設定していたのかは本人は明らかにしていない。
一日一食の場合、一食の重要度が非常に高まるため、特に何を食べるかを非常に気を使わなければならないですね。
小朝師匠の場合、落語家という一般人とは違った生活リズムであるために、
朝であっても食事に費やす時間を長くとれるであろうが、一般の会社勤めの人にとっては、
なかなか朝や昼は時間を取りにくいかと思います。
よって、一般の人は、夜でもいいでしょう。
食事内容について

春風亭小朝さんが実践した一日一食の食事内容は野菜ジュース、鮭の玄米おにぎり、玉ねぎのサラダ、
にんにくスープが主だった内容だそうです。
これからも分かるように、野菜がメインですね。動物性蛋白質は鮭のみ。
そして野菜ジュースとにんにくスープといった、汁物や液体でも、上手に栄養を吸収しています。
一日一食となると、食事の機会が減り、食事の負担の割合が一食の時間帯に集中するため、
尿などが濃くなりやすく、尿道結石などにかかりやすいと言われています。
それをさけるためにも、水分の補給が重要になってきます。
春風亭小朝さんの場合、水分を野菜ジュースやにんにくスープでもとっていることで、
うまく尿結石などのリスクを減らすことができたと考えられます。
またおにぎりに関しては玄米を食べていたということです。
これによって白米よりも一回の同じ食事で多くの栄養を取れます。
一日一食の食事においては、少ない食事の機会で、量を増やさずより多くの栄養素を取れるような工夫が重要です。
運動について
春風亭小朝さんは、ダイエットにおいて、特に運動はしなかったとのこと。そもそも人間の体は、
何もしなくてもカロリーを消費するため、食べなければ自然と痩せていくのは当然です。
運動をする事によって、何もしないよりも、早く体内のエネルギーを消耗し、痩せることができますが、
しかしそれと同時に、より強くお腹が空いたり、またある特定の栄養素の欠乏が顕著になったりします。
食べなければ自然にやせるので、特に運動は必要ないわけです。
■成功したもう一つの重要な理由

春風亭小朝さんが、今回8ヶ月で20キロ近く減量することに成功したという、顕著な結果を出せたのには、一日一食ダイエットもそうですが、もうひとつ、大きな理由があります。
それは、役作りのために撮影前までになんとしてでもやせるという、強い動機付けです。
特に今回の春風亭小朝さんの場合、勘違いで撮影が一ヶ月以上早まったために、
なおさらなんとしてでも、早急にダイエットしなければいけなかったという、期限付きの状況が、
ダイエットを成功させなければいけないという動機づけをさらに強固なものとしました。
もしあなたがダイエットを成功させたいと考えているのであれば、
いつまでにどこくらいダイエットに成功させたいのか、ということを、より具体的に意識することが重要です。
食事内容: 野菜ジュース、鮭の玄米おにぎり、玉ねぎのサラダ、にんにくスープ
;運動: 特にしない
※ 上記+いつまでにやせいたいという強い動機