ダイエット食生活

バナナは黒くなっても食べることができる?腐ってるわけではない黒い斑点の秘密と保存法

  バナナの皮に黒い斑点ができていたけど食べることができるのか?剥いてみたら、中も黒くて柔らかくてドロドロしていたけど腐っているのではないだろうか?あるいはバナナが黄色から真っ黒になってしまったなんてこともあるかもしれません。

 見た目も悪いですし、黒くなると体に悪そうに見えますが、実は黒くなるほどバナナはおいしく食べれるようになるのです。しかし、よく確かめないと危険なこともあります。

 バナナが黒くなったら食べることができるのか、食べることができない黒さとはどのようなバナナなのか、それを解説します。

バナナは黒くなっても食べることができる?生活 1

バナナは黄色ではなく黒くなった時が食べごろ?

 バナナを畑から収穫するときは、まだ緑色の時です。なぜなら、バナナが食卓まで運ばれるまでに、日数がかかるため、まだ熟成していないうちに収穫して、畑から食卓に運ばれるまでの間に熟成させて、食卓に届くタイミングで食べごろになるように計算されているからです。

 収穫時の糖度は1%から3%程度なので、とても食べれるような状態ではありませんが、お店に並ぶ頃になると、緑だったバナナは黄色になっています。

 多くの人はこの黄色の状態こそ、バナナを食べるタイミングだと思っているのですが、実は黄色の状態は、まだ熟成途中の状態なのです。しかしながらこのころの糖度は16%から20%程度で、そのまま食べてもおいしく食べることができます。

 黄色いバナナを買って、家にしばらく置いておくと、皮の表面に黒いぽつぽつ、斑点が出てくると思います。

 バナナが痛んできたから、黒い斑点が出てきたのではとおもって、捨ててしまう人もいますが、実はこの黒い斑点が出てきた頃こそが、ちょうどバナナが熟した時であって、食べごろのタイミングなのです。

 この黒い斑点を、スイートスポット(甘い場所)といいます。このころの糖度は最高潮で、21%から23%です。

 黒い斑点の状態から、さらに時間がたつと、黒いシミのようになり、そこからどんどんと傷んでいって腐っていきます。

 

バナナは黒くなっても食べることができる?生活

 通常、バナナが黒くなった時というのは、このスイートスポットがたくさん出てきた頃のことを指します。

バナナの黒い斑点は食べても大丈夫?腐っている時の見分け方生活

黒くなり過ぎたバナナは危険?

 この黒い斑点が出てきたころのバナナは食べごろのバナナですが、ここからさらに時間がたつと、黒いシミのようなものが出てきて、最後には真っ黒になります。

 黒いシミのようなものができ始めると、皮をむくとその部分がぐにゅぐにゅになっているでしょう。

 この状態だと、ちょっと食べるのをためらう人も出てくると思いますが、実は黒くなるほど、菌を寄せ付けない状態になっているのです。

 バナナは熟成がすすむと、バナナにあるタンニンが、ポリフェノールオキシダーゼという酵素によって酸化し、酸化したタンニンが黒くなっていきます。これはバナナの傷ついた部分から菌の繁殖が起こらないための自己防衛的機能です。

 よってこの状態で食べても、問題ありませんし、むしろ糖度も高いので甘くておいしいのですが、相当ドロドロしていても、食べることはできますが、見た目がグロテスクなので、食べるのもためらうかもしれません。

 ただもちろん、この状態は腐敗も始まっています。熟しているのか、腐敗しているのか、それを見た目だけではなかなか判断がつきませんが、バナナのにおいをかいだ時に、甘いにおいとは違う、異臭があれば、もうそのバナナは食べるべきではありません。

 また、バナナが一か所だけ強い刺激を受けて傷が深ければ、その局所のみ腐敗が進む場合もありますので、バナナの中身の黒くてドロドロしている部分は注意が必要です。

バナナは黒くなっても食べることができる?生活 2

冷蔵庫に入れると熟してなくても黒くなる

 熟していないのに黒くなることもあります。それはバナナを冷蔵庫に入れた時です。バナナは熱帯の植物なので、温度の低い冷蔵庫に入れると、低温障害をおこし、皮がみるみる黒くなります。

 この場合も、皮が黒いだけで、中身は全く問題なく食べることができます。ただ、皮が黒くなっているだけで、中身の熟成が進んでいるわけではないので、熟成した糖度の高いバナナの味を期待することはできません。

バナナは黒くなっても食べることができる?生活 3

バナナの中心部まで黒いのはモキリオ病

バナナの黒い斑点は食べても大丈夫?腐っている時の見分け方生活 3

バナナの皮と接している部分が黒くなることは珍しいことではありませんが、たまにバナナの芯の部分までも黒くなる場合もあります。

 これは、バナナが熟したわけではなく、モキリオ病とよばれるものです。これはバナナの花が咲いた後にそこから雑菌が入り、中身が黒くなったり赤褐色になる状態です。

 見た目は悪いですが、これも特に食べても健康被害が起こることはありません。

バナナが食べごろなのはどのくらいの黒さの時?

 バナナが黒くなった時がバナナが熟した時だというのはわかったけど、ではどの程度黒くなった時が一番の食べごろだといえるのでしょうか?

 それに関しては黒バナナ健康法を提唱している鶴見隆史先生が次のように提唱しています。

黒バナナは、なにも特別な種類のバナナではありません。もとは普通に売られている、黄色いバナナです。時間が経ち、熟成が進むにつれて、バナナの皮には「シュガースポット」という褐色の斑点が出てきます。
この斑点が、全体の4~6割程度までに広がった状態のバナナを、私は「黒バナナ」と呼んでいます。


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 全体の6割から7割程度が黒くなった状態が最高の状態だといいますが、なかなか数字だけ聞いてもわからないと思うので、具体的に鶴見隆史先生が言う黒バナナを写真で見ると次のようなものです。

バナナは黒くなっても食べることができる?生活 4

バナナを長持ちさせる保存方法

 最期にバナナの正しい保存方法をお伝えします。まず気を付けたいのが、バナナは常温保存することです。

 バナナは熱帯の植物なので低い温度に弱く、冷蔵庫に入れると低温障害を起こし、すぐに皮が黒くなります。

 皮が黒くなっても問題はないのですが、上記の写真にあるように、見た目があまりにもグロテスクで、精神衛生上よろしくないでしょう。

 また、バナナは自ら発するエチレンガスによって熟成が促進します。これはバナナの皮や、特にバナナの茎からたくさん発せられるので、バナナの熟成を遅らせたい場合は、バナナの茎の部分をラップなどで包むと、バナナの熟成が進むのがゆっくりになります。

バナナは黒くなっても食べることができる?生活 5

エチレンガスは茎からたくさん発せられますが、皮の全体からも少量発せられているので、たくさんのバナナを保存するときは、バナナの皮同士がくっつかないようにすると、より熟成を遅らせることができます。

 その原理を利用したのが、バナナハンガー、バナナスタンドと呼ばれるものです。

まとめ

 インターネットで調べると、バナナは黒くても食べることができる、と言いっぱなしのサイトが多いですが、決してそんなことはありません。

 確かに熟すと黒くなって、黒いときが食べごろではありますが、同時に腐っていることもあります。

昨日、、朝の5時頃変な時間に目が覚めて、なんとなくお腹がすいていたのでバナナが一本あったのでそれを食べることにしました。(私、朝バナナダイエット続けているので朝はいつもバナナなんです)
一口食べると、グニャッとなんか柔らかい…(汗)
でも柔らかい部分は縦半分で、私、このバナナ買ってきて一回落としたし(買ってまだ2日目だったし)その部分が痛んでたのかな~?と残り正常な縦半分を食べて寝直しました。
…が、その数時間後、強烈な腹痛と吐き気で目が覚め…バナナに当たったんだ~!とすぐわかりました(>_<)漫画家池上花英の日記

 かならず熟していて食べることのできる状態なのか、目で見て確認し、においをかいで確認するようにしましょう。

 

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Dr.健康

どんな素晴らしい情報でも難しすぎて理解できなければ役に立ちません。高度な知識を誰にでもわかるように紹介するのが、新聞の役目だと考えています。元医療コーディネーターとしての経験と知識を生かして、皆さんが健康に、そして美しくなるための情報をお届けします。

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