こたつで寝ると健康に悪い理由!風邪も治らず脳梗塞で突然死は本当?

 まず初めに注意しておきたいのは、こたつはあらゆる暖房器具の中で最も暖房効率が良く、エコな暖房器具です。ただし、間違った使い方をすると、健康に悪影響を及ぼし、風邪が治りにくくなったり、突然死することもあります。

 こたつにあたっていると気持ちいいですが、そのこたつで気持ちいいまま死んでしまわないように、こたつの危険性を理解し、正しくこたつを活用しましょう。

こたつで寝ると突然死する原因

 健康法の基本は体を温めることです。寒い冬に効率よく体を温めることができるこたつが、なぜ健康になるどころか、逆に死をもたらすことになるのでしょう。

 こたつはこたつの中に入った部分だけが温められるので、どうしてもこたつから抜け出しにくくなります。さらにこたつの熱源は人体に非常に近いので、温度の上がり下がりの振れ幅も大きくなりやすくなります。

 そうしたこたつの特性が他の暖房器具にはない、こたつ特有の危険性を生じます。しかしながら、通常にこたつを使用しているのであえば、たいしたことはないのですが、こたつで寝るという通常の使用法から外れた使い方をすると、そうした危険性が一気に増幅し高まり、最悪の場合、突然死という結果に結びつきます。

 ではこたつに入ることでどのような危険性を生じるのかを順番に見ていきましょう。

血液がドロドロになって血管がつまる

 人間は常に水分を体外に排出しています。汗として排出している以外にも、不感蒸泄といってまったく意識せず、気が付かない状態でも水分を放出しています。

 そうした水分の放出は、たとえ寒くても行われていて、特に就寝中は一晩でコップ一杯分の水分が放出されています。

 こたつで寝ると健康に悪いこれだけの理由!風邪も治らず脳梗塞で突然死も?生活風邪

 さらにこたつで寝ると、不感蒸泄と共にこたつの熱によって汗をかき、通常よりもたくさんの水分が放出されることになります。

 具体的には30℃で200cc程度だったのが、1℃温度が上昇するにつれ発汗量は15%から20%増えていきます。具体的な放出量は気温40℃で900ccで、一リットルちかく水分が失われることになります。

 成人男性が一日で失う水分量は2.5リットルですが、そのうち発汗や不感蒸泄で失われる分が900ccですので、一日の発汗量を睡眠中の半日というかなり速いペースで水分を失ってしまうことになります。

 ただし日中であれば、食事をしたり、喉が渇いたら水分補給などを気軽にするので、水分が足りなくなるようなことはありませんが、就寝中は喉が渇いてもそのまま寝続けることも多く、それにより脱水症状になりやすくなります。

 脱水症状になると血液中の水分が減少し、それまでサラサラだった血液が濃いドロドロ状になります。そうなれば血管が詰まりやすくなり、もともと高血圧気味の人や、動脈硬化の傾向がある人は、血栓ができて脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす可能性が急速に高まります。

こたつで寝ると風邪が治りにくくなる

 風邪を引いたときに、温かいこたつでねると、治るのが早くなるのではと思う人も多いかもしれません。しかし、それはまったくの逆で、風邪をひいたときにこたつで寝ると、逆に風邪が治りにくくなります。

 人間の体は風邪をひくと、生体反応として熱を出してウィルスを死滅させようとします。それに関しては以下で詳しく述べています。

しかし、こたつという人体の外部の熱によって体が熱せられれば、体が自ら体温調整ができなくなってしまいます。さらに、人間の体は、寒さに弱いですが、熱にも弱いので、体が熱くなり過ぎれば、体を冷やすために汗をかきます。しかし、体を冷やそうとしているのに、こたつに入っていると、こたつの外部の熱によって、体が温め続けられることになり、さらに体の体温調整がくるってしまいます。

 風邪を引いたときは、確かに体を温める必要はありますが、ある程度熱くなったら、今度は体を冷やすことも必要になるわけで、布団であればそれが可能ですが、こたつは温める一辺倒のため、かえって風邪の回復を遅らせることになりかねません。

こたつで寝ると健康に悪いこれだけの理由!風邪も治らず脳梗塞で突然死も?生活 美容風邪

こたつでは熟睡できない

 寒い冬は、温かいポカポカの所で寝た方が、よく眠れると思うことでしょう。それは間違っていません。そうした点では、こたつはいいかもしれません。

 しかし、こたつでは熟睡するために必要な寝返りができないのです。

 人間は入眠した後に、就寝中に体を左右に転がしたり、うつ伏せになったりと、いわゆる寝返りをうちます。

 これは人間の体が、長時間同じ姿勢のままでいると、ある一部分が強く圧迫され続けることになり、そこから血流の流れがわるくなったり、しびれたりすることによって体に負担がかかることを防ぐために、寝返りという動作が自然と行われます。

 しかしながら、こたつはなかなか自由に寝返りがうてないことによって、熟睡が妨げられているのです。

こたつで寝ると健康に悪いこれだけの理由!風邪も治らず脳梗塞で突然死も?生活 美容風邪 1

こたつでは肌荒れが進む

 こたつでは通常よりも脱水症状が進みやすいことは上記で触れました。水分が失われれば肌によくないであろうことは誰でも理解できることでしょう。こたつにはさらにお肌によくない要素があるのです。

 こたつで用いられている熱源は、遠赤外線です。これは電磁波ですが、こたつの遠赤外線から引き押される電磁波の健康被害は、ほぼ心配することはないと思います。

 しかし遠赤外線の肌への影響は、無視できないでしょう。

 最近では美容器具として遠赤外線を利用するものがあり、それらは遠赤外線によって新陳代謝を活発にすることができるといいますが、それは美容器具の話であり、温める目的で製造されたこたつに、肌の美容効果はありません。

 むしろ、こたつから出される遠赤外線は、発汗などで水分を失いがちの肌に追い打ちをかけるように、不必要に温めるため、肌への悪影響を促進しかねません。

 こたつに長時間足を入れていたら、足がかゆくなったなんて人も多いのではないでしょうか。

 これも、こたつが急激に皮膚から水分を奪っている証拠でもあります。間違っても、遠赤外線効果の美容効果を期待して、肌を照るようなことはやめましょう。

こたつで寝ると健康に悪いこれだけの理由!風邪も治らず脳梗塞で突然死も?生活 美容風邪 2

まとめ

 ここではこたつの特性に応じた危険性を指摘しましたが、これらはあくまでも、こたつで寝るなど、必要以上に長時間利用した場合の危険性であって、通常使用において、こたつでこれらのような危険な目に合うことはありません。

 むしろ、こたつは他の暖房器具に比べて、熱効率の面からみれば、大変優れた暖房器具です。だからこそ、こたつの危険性に対して、正しい知識を知ったうえで、こたつを有効活用しましょう。

こたつで寝ると健康に悪いこれだけの理由!風邪も治らず脳梗塞で突然死も?生活 美容風邪 3

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください