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スポーツドリンクは危険?賢く活用すれば疲労回復できるし夏バテも回避できる特効薬

■スポーツドリンクは危険の大嘘

sportsdrink インターネットでは、スポーツドリンクのいち部分だけを誇張して、いたずらに「スポーツドリンクは危険」とあおるウェブサイトが散見されます。中には、近年の熱中症による死者の増加も、スポーツドリンクが原因とばかりに、スポーツドリンクの内容物と関係付けて説明しているものもあります。しかし、スポーツドリンクを賢く活用すれば、疲労をとるし、夏バテも回避することのできる、実に頼もしいドリンクなのです。

 それらは例えて言うならば、ティッシュペーパーは危険だ。ティッシュペーパーが鼻の穴に詰まると窒息の危険があり、死に至ることもある。鼻をかむ時は人工物のティッシュペーパーでなく、手鼻にするべきだ、と言っているようなものです。万に一つの可能性を、あたかも当たり前かのように言って、危険をあおっているだけなのです。

 そもそもスポーツで大量に汗をかくようなこと自体は、不自然な状態で、健康的とは言えないのであり、そのときにスポーツドリンクを上手に活用することで、体を素早く普通の状態にし、疲れをとることができるようになるのです。

 スポーツドリンクが健康的とはいいません。しかしスポーツで極度に披露している状態は不健康であり、その不健康の状態をいち早く健康状態に戻すのにおいて、スポーツドリンクは大変役立つのです。

■スポーツドリンクを飲まないと危険な時

スポーツドリンクは危険?そんなことはありません。
スポーツドリンクを賢く活用すればすぐに疲労回復

 むしろ、スポーツ時においては、スポーツドリンクを飲まないほうが危険な場合があります。夏場のスポーツ時には、急速に大量の水分が汗となって失われます。その量は1リットルとも言われています。

 その状態を放っておくと大変危険なのは理解できると思いますが、かと言って、急激に水を飲んでも、頭痛、吐き気の原因になったりします。
 
 なぜなら、汗と一緒に塩分が失われているにもかかわらず、塩分のない水だけを大量に摂取すると、体液のバランスが崩れてしまうためです。
 
 そうしたことを知った上で、うまくスポーツドリンクを利用することによって、スポーツでの疲労を驚くほど早く回復させたり、疲れを翌日に残さないようにすることができるのです。

■スポーツドリンクを飲むと危険な時

 P1110967だからといって、じゃあ、スポーツドリンクは100%安全、毎日大量にがぶがぶ飲んでいい、というつもりは全くありません。

 間違ったの見方をすれば、スポーツドリンクは危険な飲み物になるのも事実です。

 スポーツドリンクを利用する上での鉄則ですが、スポーツ以外でスポーツドリンクを飲んではいけないということです。

 スポーツドリンクは、大量に失われた水分や、極度の疲労を素早く回復させるための成分が濃縮されています。

 これらを平常時に大量に摂ると、確実に健康を害します。健康を害す成分は、大量の糖分と、人工甘味料です。

・大量の糖分

大量の糖分についてですが、スポーツドリンクは、どこか健康的なイメージがある上に、ジュースよりも薄味である上に、口当たりがよく飲みやすいために、水代わりに飲んでしまう人もいます。

 しかし、実際はスポーツドリンクに含まれている糖分は、スティックシュガーでいうと、平均10本分の砂糖が含まれているのです。

 急激な水分補給が必要な緊急時であるならばまだしも、平常時にこれだけの糖分を含んだスポーツドリンクを飲めば、虫歯と糖尿病の原因になります。

 特に子供に飲ませるときは、注意しなければいけないし、子供に飲み過ぎないように指導しなければいけません。

・人工甘味料

人工甘味料についてですがアスパルテム、スクラロロースなどには、次のような副作用があると言われています。

「肥満、糖尿病、心臓発作、偏頭痛、てんかん、下痢、関節痛、うつ病、めまい、ろれつが回らない、注意欠陥、多動性障害、不眠症、不安など」
 
 また、合成アミノ酸であるグルタミン酸ナトリウムはグルタミン酸ナトリウムに興奮毒性があること、肥満になる危険性があること、そして人工甘味料のアスパルテームと一緒に摂取し、運動をすることで突然死する可能性を指摘する学者もいます。

 これらの副作用に対しての科学的根拠として、ラットをつかった実験結果などを載せていたりしますが、そもそも人間とマウスでは、あまりにも大きさが違う上に、それに対しての摂取量の割合もかなりの開きが出てきます。マウスに出た反応と同じ副作用を人間で出すには、考えられないほどのスポーツドリンクを飲まなければならないのです。
 
 もちろんあるいち成分の働きを知るためには、そうした実験は非常に有用ではあるのですが、スポーツドリンクを飲む時と想定されている、スポーツ時の大量発汗の疲労時において、何が安全で何が危険であるかの優先順位は変わってきます。

市販ジュースと糖分については下記の記事も参考になります

■これだけ知ってれば大丈夫、スポーツドリンクを賢く活用

 大雑把な目安として、汗のかく運動を60分した場合は、スポーツドリンクを500mlのペットボトル一本程度、飲みましょう。

スポーツドリンクの飲み方

60分の発汗を伴う運動後に500ml一本を飲む

 それ以外は、水やお茶などを飲みましょう。そうすることで、熱中症を効果的に予防し、疲労を素早く回復することができます。また、その時々の体の状態によって、次のようにスポーツドリンクを飲み分けましょう。

また、これも大変重要なのですが、運動する前に飲んではいけません。ほとんどのスポーツドリンクには、大量の糖分が含まれていますが、スポーツ前に糖分を大量に摂取すると、

 一言にスポーツドリンクと言っても、いろいろな種類のスポーツドリンクがあります。

 ここは、実際に飲む場面を想定して、スポーツドリンクをカテゴリー分けしてみると、次のとおりです。

・水分補給系(汗かいたと思ったら)

 運動中ならハイポトニック飲料 体液より薄い

  • アクエリアスクリアレモン(コカ・コーラ)
  • ポカリスエットステビア(大塚製薬)
  • C1000ビタミンレモン(武田)

 運動後ならアイソトニック飲料 体液と同じ濃さ

  • アクエリアス(コカ・コーラ)
  • ポカリスエット(大塚製薬)

・エネルギー補給系(腹減ったと思ったら)

 エネルギー飲料がオススメです

  • アミノバイタルゼリー(味の素)
  • バーム(明治乳業)

・疲労回復系(疲れたと思ったら)

 アミノ酸飲料がおすすめです

  • アミノバイタル(味の素)
  • アミノ式(サントリー)
  • アミノサプリ(キリンビバレッジ)

このように、それぞれのスポーツドリンクの機能で飲み分けることで、運動疲労の緊急時を、上手に対処することができます。

これらは500mlも飲めば十分です。
これらを飲んだら、あとは水やお茶などを飲みましょう。
あるいは、これらを薄めて飲むのもいいでしょう。

■スポーツドリンクはペットボトルのままで

?????? エコブームもあり、ステンレスのマイボトルを利用している人も、多いかと思います。ほとんどの日本製のマイボトルは、表面がコーティングされているために、心配はいりませんが、粗悪な中国製や、あるいは日本製であっても、何らかの理由でステンレスの表面に傷がついてしまっているものを利用していると、スポーツドリンクを入れることによって、スポーツドリンクに含まれる塩分によって、サビが進行してしまったり、金属が溶け出る可能性もあります。

 こうした危険も、極端な例にしか過ぎなく、99%の人は気にする必要はないのですが、どうしても心配であれば、スポーツドリンクは、金属のボトルに入れずに、ペットボトルのままで飲むようにしましょう。

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Dr.健康

どんな素晴らしい情報でも難しすぎて理解できなければ役に立ちません。高度な知識を誰にでもわかるように紹介するのが、新聞の役目だと考えています。元医療コーディネーターとしての経験と知識を生かして、皆さんが健康に、そして美しくなるための情報をお届けします。

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